よくある質問

Q ログの保存期間ってのばすことはできますか?
A ログの保存期間はだいたい3か月から半年程度です。プロバイダによっては1年以上保存をしてくれるところもあります。延長については、任意で保存の手続きを行うことで対応してくれることが通常です。具体的には「裁判をするので、その結果が出るまでは保存しておいてください」というお願いをします。
プロバイダによっては、任意でログの保存をしてくれないこともあります。そのような場合には民事保全の手続きで保存を主張することが通例です。
Q 削除までにどのくらい時間がかかりますか?
A 一概には言えませんが、任意の削除に応じてくれるかどうかによって、大きくことなります。
仮処分の場合には、申立から終了までで3週間から5週間程度のお時間がかかることが多いですが、削除するか否かに争いが生じるともう少しお時間がかかることもあります。
Q 水商売をしており、源氏名で悪口が書かれている状態です。その場合でも削除は可能ですか?
A 削除の対象となる可能性があります。一度投稿内容を弁護士に見せて相談することをおすすめいたします。
Q 口コミサイトに自分の会社の悪口を書かれていますが、事実です。その場合でも削除はできますか?
A 書かれている内容が事実だからといって、削除することができないわけではありません。事実だからと諦めず、一度弁護士にご相談なさることをおすすめいたします。
Q まとめサイトに自分のお店が掲載されているけど、このサイトは口コミが過激なことが多いので、風評被害に遭う前にサイトの掲載を削除してほしい。こういう場合も削除は可能でしょうか。?
A まとめサイト等に掲載されている情報が自身の会社のHPなどで公開している情報である場合、まとめサイトから掲載を削除させることが難しいケースが多いです。とはいえ、諦めず一度弁護士にご相談ください。何らかの解決策が見つかるかもしれません。
Q 自分の書き込みが誹謗中傷をしてしまっているかもしれません。すぐに削除すれば大丈夫でしょうか?
A インターネット上に公開をした時点で、拡散可能性はあるので、すぐに削除したから権利侵害をしていない、ということにはなりません。とはいえ、被害を最小限におさえるためにもすぐに削除をすることは大切です。
Q 自分の書き込みが誹謗中傷だと言われましたが、私が書いた内容は真実です。放っておいてもいいでしょうか?
A 真実だからといって何でも書いていいわけではありません。このまま放置しておくと刑事手続きの対象となったり、高額な賠償を請求される可能性があります。弁護士にご相談ください。
Q プロバイダから意見照会書が来ましたが、その書き方がわかりません。
A 意見照会書は発信者の方が情報開示の際に参加することができる大切な書面です。身に覚えのない書き込みの場合等について、しっかり反論をしたいのであれば、弁護士に依頼するのも手段の一つだと思います。
Q 発信者情報開示手続が行われる前に名乗り出て示談をすれば逮捕されませんか?
A 発信者情報開示手続がされたからといって、必ず逮捕されるわけではありませんが、逆にいえば示談をしたからといって絶対に逮捕されないというわけでもありません。
ただし、自ら反省をして名乗り出て、示談をした場合、逮捕される可能性は低くなります。その場合は示談書をしっかりと作成することが重要です。弁護士に依頼をして、逮捕リスクを最小限にするための示談書を作成することがおすすめです。
Q 自分で発信者情報開示の裁判に参加することはできないのですか?
A はい、発信者情報開示手続の当事者はプロバイダーです。そのためご自身で参加する裁判手続きは、発信者情報開示がなされ、損害賠償請求等が行われたときということになります。そのため意見照会の手続きは発信者にとって非常に重要な手続きといえます。